太宰府天満宮の神苑(銅製の牛、麒麟、鷽・巨樟)

ひとりごと
銅製麒麟はキリンビールの名前の元になったとの話があります。
神苑には銅製の牛、麒麟、鷽がある。
御神牛の看板より
神牛像(福岡県指定文化財)江戸時代
菅原道真公は承和12年(845)年6月25日、乙丑(きのとうし)の年に御誕生になりました。
また、菅公は延喜3年(903)年2月25日にお亡くなりになりましたが、ご遺言に「遺骸を牛車にのせて人にひかせず、牛の赴くところにとどめよ」と仰せられ、その牛が動かなくなったところを御墓所と定めました。
それが現在の御本殿の地です。
このほかにも天神さまと牛についての数多くの伝承が伝わっていて信仰の深さを知ることができます。
文化2年(1805)乙丑の年に奉納されたこの神牛の臥牛像は、ご自分の身体と同じ神牛の部分を祈念を込めてお互いに撫でさすれば身体健在はもとより病気全快するといわれ、また神牛の頭部を同じように撫でさすれば知恵が付くという信仰がございます。
麒麟および鷽像の看板より
(県指定文化財)
麒麟は中国の瑞獣思想上の動物で、聖人が現れて王道が行われる時に出現すると伝えられ、菅公御聖徳をたたえたものといえる。
鷽は、1月7日、1年中の嘘を天神様の誠心と取り替えていただく鷽替神事縁の鳥で、幸運を運ぶ天満宮の守り鳥でもある。
嘉永5年(1852)に奉納されたもの。

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クス
樹齢1千年以上という天然記念物の老樟をはじめ、52本の巨樟がいっせいに若葉をつける。
胸高5m以上が10本、3m以上が16本、1m以上が52本。
みごろ/4月中旬〜5月上旬

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