二日市温泉
ゆうこさんのひとりごと 二日市温泉
案内
JR二日市駅の裏側一帯を湯町という。
歴史は古く8世紀(平安初期)、藤原登羅麿の娘瑠璃姫が霊夢に教えられ皮膚病を治したという。
大宰帥大伴旅人は愛妻大伴郎女を失った時「湯の原に泣く蘆鶴はわがごとく妹に恋ふれや時わかず鳴く」と歌った。万葉歌碑となって記されている。
当時は次田(すきた)の湯と呼ばれた。武蔵温泉とも呼ばれていた。
温泉の中心地には公衆浴場「御前湯」(入浴料200円)がある。
御前湯の前には近代の文豪、夏目漱石が正岡子規に送った詞碑や高浜虚子らの句碑がある。
太宰府天満宮への足場として、古くから栄えた。
明治の頃までは温泉通りの下を流れる鷺田川の中に湯がわく川湯で宿屋から降りて、川の湯に入った。
大正になって、洪水で川湯が埋ってしまい、ボーリングしたらお湯が湧き出てきた。
大正末から昭和初めの炭鉱景気のころが全盛期で、温泉芸者が150名もいた。
福岡都心からの交通の便も良く、湯治客の姿が絶えない。
大宰府政庁跡に程近く、万葉の歴史を感じさせる風情のある温泉は、ゆったりとくつろげる。
効能
泉質はラジウム泉(単純放射能泉)
やけど、切り傷、皮膚病、動脈硬化症、神経痛、関節痛、冷え性に効果がある。
二日市温泉リンク
[Googleマップ]
[太宰府への交通案内]
ゆうこさんの道案内
温泉配置図
路線バス情報3循環[二日市駅先回り] 西鉄バス二日市
二日市温泉バス停下車すぐ。
JR二日市駅から徒歩5分
時刻表
見学自由