岩屋城跡

四王寺山の南端に築かれた戦国時代の山城。
1586年、秀吉の直参高橋鎭種(紹運)以下760名の将兵は、島津連合軍4万と闘い、猫額大の岩屋本丸を14日間守り抜き、全将卒ひとり残らず、刀折れ矢尽きるまで死闘して、城を枕に自刃した岩屋城の古戦記(高橋紹運)として、軍記物語に名高い。
高橋紹運辞世の歌2首
流れても 末の世遠く 埋もれる 名をや岩屋の 苔の下水
しかばねを 岩屋の苔に 埋めても 雲井の上に 名をとどむべき
紹運の長男は柳川藩主立花宗茂。
ここからの市内の眺望はすばらしい。

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