太宰府年表

古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代鎌倉時代南北朝・室町時代・戦国時代安土桃山時代江戸時代
古墳時代
BC.4 米つくり伝わる(板付遺跡)
0057 倭の奴国王、後漢・光武帝から金印を受ける(志賀島)
0239 邪馬台国女王・卑弥呼、魏に使いを送る
0527 筑紫国造磐井(つくしのくにのみやつこいわい)の乱(岩戸山古墳)
0536 那の津(博多)に官家(みやけ)をおく
0538 百済より仏教伝わる
0562 任那(みまな)滅亡
飛鳥時代
0593 聖徳太子摂政となる
0607 遣隋使小野妹子をつかわす
0609 「筑紫大宰」の名初めて『日本書紀』にみえる
0645 大化の改新
0649 蘇我日向(そがのひむか)大宰帥となる(般若寺)
0661 斉明(さいめい)天皇朝倉橘広庭宮(たちばなのひろにわのみや)で崩御(朝倉郡)
0663 白村江(はくすきのえ)の戦いで日本軍大敗、百済滅びる
このころ官家を移し、大宰府できる
0664 水城(みずき)を造り防人(さきもり)烽火(すすみ)をおく
0665 大野城、基肄城を築く
0671 「筑紫大宰府」の名初めて『日本書紀』にみえる
0672 壬申の乱、筑紫大宰栗隈王(くりくまおう)、近江方の出兵令をことわる
0701 大宝律令できる
このころ大宰府政庁の建物は礎石を使ったものに建てかえられる
奈良時代
0710 奈良に都をうつす(平城京)
0720 隼人(はやと)反乱、大伴旅人征隼人持節大将軍になる
0730 大宰帥・大伴旅人、梅花の宴をひらく
0740 大宰小弐藤原広嗣(ひろつぐ)の乱
0741 国分寺、国分尼寺建立の(みことのり)でる
0746 観世音寺完成する
0752 東大寺の大仏できる
0753 鑑真大宰府に来る
0756 大宰大弐吉備真備(きびのまきび)怡土(いと)城を築く(糸島市)
0761 観世音寺に戒壇院を設ける
0774 大野城に四王寺をたてる(四王寺山)
平安時代
0794 京都に都をうつす(平安京)
0803 最澄、竈門山寺(竈門神社)で渡唐の安全を祈る
0804 最澄、空海遣唐使と共に唐に渡る
0806 伊予(いよ)親王、大宰帥になる
これ以降帥には親王がなり大宰府に来なくなる
0807 空海、唐より帰国、観世音寺にとどまる
0822 九州に伝染病が流行する
このころ大宰大弐小野岑守、続命院(ぞくみょういん)を建てる(筑紫野市)
0894 菅原道真、遣唐使を廃止
0901 菅原道真、大宰府左遷(榎社)
0903 菅原道真なくなる
0905 味酒安行(うまざけやすゆき)道真の墓の上に社殿を建てる(太宰府天満宮)
0941 藤原純友(すみとも)の乱 大宰府を焼く、博多で小野好古に敗れる
現在の礎石はこの後再建された建物の礎石
0958 大宰大弐・小野好古(よしふる)、安楽寺(太宰府)天満宮で曲水宴(きょくすいのえん)をはじめる
1016 藤原道長、摂政となる
1019 刀伊の入冦(といのにゅうこう)府官らこれを撃退する
1086 白河上皇、院政を始める
1101 大宰権帥・大江匡房(まさふさ) 神幸式を始める(どんかんまつり)
1158 平清盛、大宰大弐になる。赴任せず
1183 平氏一門、逃れて大宰府にくる
1185 壇の浦の戦で、平氏滅びる
1186 源頼朝、鎮西奉行として天野遠景(とおかげ)を大宰府にやる
鎌倉時代
1192 源頼朝、鎌倉幕府を開く
1195 栄西(えいさい)、博多に聖福寺(しょうふくじ)を建てる
1198 武藤資頼(すけより)、筑前、豊前、肥前の守護となる
1226 武藤資頼、大宰小弐となる
1241 横岳崇福寺(そうふくじ)できる
1273 光明寺できる
1274 文永の役(元冦)
1276 博多湾岸に元冦防塁を築く
1281 弘安の役(元冦)
1308 大応国師(だいおうこくし)なくなる(崇福寺端雲塔)
1333 鎌倉幕府滅びる、5月鎮西探題(北条英時)滅びる
南北朝・室町時代・戦国時代
1334 建武の新政
1336 有智山城の戦い、小弐貞経戦死。足利尊氏、菊地・阿蘇軍を多々良浜にやぶり大宰府(原八房)に入る
1338 足利尊氏、室町幕府を開く
1353 浦城(うらのじょう)の戦い 針摺原(はりすりはら)の戦い
1361 懐良(かねなが)親王、大宰府に入り征西府(せいざいふ)をおく
1372 九州探題今川了俊、征西府を攻めおとす
1392 南北朝の合一成る
1401 勘合貿易始まる
1467 応仁の乱、大内、大友連合軍小弐教頼(のりより)を水城で破る
1480 連歌師宗祇(そうぎ)大宰府へくる(『筑紫道記』)
1497 小弐政資(まさすげ)、大内氏に大宰府を追われる
1536 大内義隆(よしたか)、大宰大弐となる
1573 室町幕府ほろぶ
安土桃山時代
1582 本能寺の変
1586 高橋紹運、岩屋城で島津の大軍と戦い玉砕(西正寺)
1587 豊臣秀吉九州を平定、筑前は小早川隆景が領する
1591 小早川隆景、太宰府天満宮本殿を再建する
1600 関ヶ原の戦い
1601 黒田長政、福岡城を築く
江戸時代
1603 徳川家康、江戸幕府を開く
1688 観世音寺再建される
1784 志賀島で金印発見される
1865 五卿、太宰府へうつされる(延寿王院)
1867 大政奉還、五卿京都へ帰る